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 ●秋田県支部の第九回総会・講演会・懇親会

掲載日:2005/11/01

10月9日(日曜日)に行われた
秋田県支部の第九回総会・講演会・懇親会に行ってきました。
秋田県の観光地のレポートを交えて私、
'04年度コンサートイベント科卒業の関がレポートします


田沢湖 ●田沢湖

 田沢湖は山と緑で囲まれた湖です。面積25.5平方キロメートル、最大深度423.4メートルで日本第一の湖です。
 想像以上の大きさに驚きましたが自然に囲まれて気持ちがよかったです。
 10月なので紅葉を期待していたのに葉は緑色をしていて少し残念でした。

角館(かくのだて)? ●角館(かくのだて)

 角館とは、商人町・火除けの通り・武家町の3つをあわせた街の事です。
 商人町には町並みがびっしりと埋められていて、昔の活気があった情景がところどころに見え隠れしていました。
 武家街には武士が少なかった名残もあり、家が少なく深い木立に覆われていました。
 火除けとは武家町と商人町を区別している場所です。商人町は町並みがびっしり埋め立てられていて武家町と対照的です。

角館(かくのだて)? ●最初に入った場所は『小野田家』と『河原田家』と『岩橋家』です。

 ここは無料で見学することができます。今ではあまり見られない昔の家少し高いピカピカの床に畳。趣を感じる家で『岩橋家』は少し低い入り口に庭にトイレがあり、裏庭には深い井戸がありました。
 ここで少し遅めの昼食を食べました。

親子丼 ●昼食のメニューは「比内地鶏の親子丼」

 鶏肉は炭火で炙っていたため香ばしい香りがし卵がとろとろ。美味しかったです。
 親子丼についてきたお漬物は関東では見ない感じのお漬物でした。
 このお漬物のことを「いぶりがっこ」っていうそうです。
 見た目はさつまいも。ぱりぱりとした歯ごたえにどくとくの風味がありました。
 燻してあるのにすごくぱりぱりしていて驚きました。
 お腹がいっぱいになったところで角館散策再開です。
 しばらく歩くと樺細工のお店を見つけました。
 お店のなかに入ると山櫻の樹皮で作った素敵なお盆や茶筒がおいてありました。
 お土産に欲しかったのですが値段が高くて断念しました。
 お菓子やお土産の隠れ屋的なお店がたくさんあり何度訪れても飽きない場所だと思いました。

安藤 ●帰り武家町から商人町に戻り建物が見たくて『安藤醸造元』に行ってきました。

 ここは醤油や味噌、漬物が売っているお店です。
 すごく立派な煉瓦の蔵です。昔角館は火事が多く「安藤醸造元」も燃えてしまったそうです。明治になって建てられ火災に備えての設計は当時斬新なデザインでした。
 今でも煉瓦作りの蔵は時代を感じ素敵でした。



●千秋公園

 帰り電車の時間までまだ時間があったので千秋公園に行ってきました。
 千秋公園は昔お城が建っていた公園です。
 最初に『彌高神社』にお参りにいきました。
 階段を上がって歩くと『佐竹義堯の銅像』が建っていました。
 『佐竹義堯』とは最後の秋田藩主になった人。戊辰戦争や明治維新。日本が生まれ変わろうとした時代を生きた人です。
 『佐竹義堯の銅像』は昔建てられましたが戦争のため壊されまた建てられました。
 ここにも戦争の傷跡がありました。
 銅像が建っていた場所は少し高台にあり秋田市内を見渡せました。
 久保田城表門は昔の久保田城の玄関口で立派な門を通り尾物頭御番所を見学してきました。ここは藩政治時代の役所です。畳の部屋に中二階の部屋今でいうとロフトに似てる感じ部屋がありました。昔の間取りの家なのに驚きました。
 もっとゆっくり見たかったけど新幹線の時間が近づいてきたので駅にむかいました。
 機会がありましたら皆さんも行ってみて下さい。
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