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 ●新年のごあいさつ

掲載日:2007/1/01



韓国支部 支部長 李 芙


 明けましておめでとうございます。 韓国では旧正月のため2月18日に新年のごあいさつに参ります。
 私が日本工学院専門学校を卒業してから20年になります。  時間は早いもので日本に留学したのがつい昨日、一昨日のように思いますがこんなに過ぎたのですね。  日本の良い思い出を持って国へ帰ってからも今年で17年になります。
 今日私は嬉しく、おめでたい話を申したいと思います。  何かと言いますと・・・・
 韓国に日本工学院専門学校ソウル事務所が開設されたことです。
 もちろん日本工学院専門学校卒業生同窓会の韓国支部も正式な事務所で活動する事ができると言うことも忘れてはいけません。
 私はとっても嬉しいです。  なぜならば17年間ひたすら頑張った事が目の前で達成できたからです。  17年前、韓国へ帰っても日本工学院卒業生たちの集まりもなく、同窓会もありませんでした。  お互いに連絡もなく、何処で誰が何をしているかも解らない状態でした。

 私は運よく学校で学んだことを十分生かして企業を起こし、情報処理分野で活躍しています。  特に流通物流部門ではIT専門家として、また日本工学院卒業生(1987年情報処理科卒業)として名前を知られています。
 話は変わりますが、私は会社を設立してすぐ会社の事務所を同窓会の連絡窓口として出来るだけ多くの卒業生に公開してきました。  学校から名簿を頂いて連絡をしたり、集まってお互いの情報を交換したりする事をしていました。  100名以上の多くの卒業生がいましたが、わずか十数名しか参加していただけないし、しかも正式な同窓会の事務所もなく、 いろいろと難しい事ばかりでした。  韓国支部の活動もあまり活発ではなかったといえるのでしょう。
 ところが、去年から学校で積極的に支援してくれましてソウル事務所が開かれ、同窓会の開催も胸を張って卒業生に声をかける事ができ、 私としましては本当にありがたく、嬉しく思っています。  これからは卒業生の皆様にはいつでもソウル事務所に立ち寄っていただき、学校の情報を知り、日本の情報を知ることができます。  日本工学院専門学校の卒業生ということに誇りをもっていただけることでしょう。  始めは小さな繋がりでも、これからは私たち同窓生が皆力を合わせて大きく育てていくことを希望していますし、願っています。
 ソウル事務所の開設ならびに同所が同窓会の拠点になるまでには 千葉 茂 学校長 桂田 忠明 校友会会長 の厚い支援がありましたことに対しまして、心からお礼を申し上げます。  千葉学校長の積極的な行動で、私たちは卒業した後にも皆顔を合わせることができ、とっても嬉しく思います。  昨年の忘年会にも多くの卒業生が来て、「来年はもっと集まっていろいろな行事を開きましょう」と述べていました。  皆一致した意見でした。
 日本工学院の卒業生の皆様、韓国に来られましたらぜひソウル事務所にお立ち寄りください。  私たち韓国留学生は国を超えて我が母校である日本工学院の皆様を歓迎します。  ぜひお会いしましょう。お待ちしております。


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